はじめまして。コミュニティマネージャーのロンと申します。

高山市丹生川町町方で単身赴任中の既婚男性32歳です。
京都府宇治市に生まれ、31歳まで関西から出たことのなかった私が、高山へ移住し、ensōでスタッフをすることになった経緯を少し話させてください。
茶の香ただよう歴史道、10円玉の表に描かれている平等院まで徒歩1分の平等院表参道に私の実家はあります。
実際には、独特な宇治川のにおいが漂い、行楽シーズンに湧いてくるトビケラと観光客の大群をすり抜けながら22歳まで過ごしました。

今振り返ると、幼稚園の頃から毎年スキーに連れていってもらい、小学生になると大阪自然教室という団体に入れられて、立派なアウトドアキッズとして育てられたように思いますが、当時はアウトドアをやっているという認識ではありませんでした。
『楽しく遊んでいる場所が自然の中だった』だけのように思います。

高校時代は部活のバスケットボール三昧でしたが、大学生から大阪自然教室のスタッフをすることになり、自然あそびの世界に戻りました。
私の好きなことがアウトドア、キャンプという名称であるということに気づいたのもこの頃だと思います。
6年間のスタッフ経験で、子ども×自然の楽しさ・必要性を痛感し、10年以上経った今でも別の団体でボランティアスタッフをしています。

農学系の学部で大学院修士課程まで進みますが、自然の楽しさを捨てることができず、アウトドアメーカーに就職し、より深い自然の中で遊ぶようになります。
入社と同時にちゃんとした登山も始めました。登山関連商品をたくさん扱う会社だったので。
私のような登山ビギナーの憧れ、日本の傘と呼ばれる北アルプスへ向かうとき、関西人は必ず高山を通ります。
中部縦貫自動車道を通り飛騨清見から東へと進路を変え、高山インターで降りる。
この行程を何度繰り返したかわかりません。
それほど関西の登山愛好家にとって高山は馴染み深い場所です。
まあ、いつも通り過ぎるだけになっていたのですが……。

平日は大阪で働き、週末は山や川へ行く日々を過ごしていると、「何時間もかけて車で行くより、フィールドの近くに住んでいたらもっと遊べるんやろうなあ」と、いつかの移住をぼんやりと考えることもありました。
そろそろ仕事を変えたいな、と思っていた2025年秋、高山市地域おこし協力隊員として「信飛トレイル」のスタッフ募集を発見。
応募したところご縁をいただき、2026年4月から高山市丹生川町に現住所を移しました。

信飛トレイルは長野県松本市~岐阜県高山市を広く活動地としており、参加メンバーの所在地もバラバラ。
フィールドでは顔を合わせますが、日々のデスクワークやMTGはリモートで行われることもしばしば。

大阪で、仕事もプライベートも人に囲まれて過ごしてきた環境から一変し、モニター越しに会話し、1人の食事が続く日々。
待望の北アルプスのふもとでの生活なのに、なんとも言えないしんどさを感じることが多くなりました。
そんな時に、ensōでコミュニティマネージャーを募集していることを知りました。

募集していたのは「高山ではたらく人」をつなげる役割。
そんなことが自分にできるかどうかはわからなかったけど、「いろんな人と話すのは得意です!経歴も変わってます!」くらいで応募しました(笑)
とにかく新しい人との出会い、誰かと話せる環境が欲しかったんです。
そんなこんなでensōのスタッフとして2ヶ月が経とうとしていますが、ここはヒト・モノ・コトとの新しい出会いがあふれています。
まだまだ「人と人をつなげてます!」とは言えませんが、何かのフックになればと、利用者の方々とペチャクチャ雑談する日々です。

ぜひ、1日利用(ドロップイン)でensōを利用してみてください。
お茶やコーヒーを用意してますので、お仕事を邪魔しない程度にお話しましょう。
「あなた」と「なにか」をつなげるお手伝いを、私にさせてください。
